広島からのお客様

Mii

2012年02月29日 17:55

さて、過日2012年1月28日(土)
私はついに泡盛ファンとの再会を果たしました。

そして共に沖縄観光を楽しんできました。
もちろん、案内するのは泡盛を造っている酒造所、沖縄の顔ともいえる首里城公園です

では早速
沖縄県内に数多くある酒造所の中から、今回お邪魔したのは『春雨』を造る宮里酒造所。そのときの一枚がこちらです。

宮里酒造所にて記念撮影

左から 宮里社長・泡盛ファンのHご夫妻・私

酒造所見学では、宮里社長の丁寧な説明によって熱い想い入れが伝わったようで、より春雨に魅了されたとご満悦のお二人でした。説明を聞いたあとは試飲もさせて頂き、H夫妻も大満足のようでした宮里社長の語りぶりを見ていると、あれだけこだわっていれば「春雨」が美味しいはずそう思う瞬間です。


さてさて、泡盛について学んだあとは
琉球王国の歴史を楽しんで頂こうと首里城に向かいました。
私にとっても久し振りの登城、胸を弾ませ『首里城』へ行って来ましたよ。


首里城には見どころがたくさんありますが、その中でも今回は鎖之間を紹介します

まず
~琉球王国と鎖之間~
・琉球王国は今から約580年前に成立し、約450年間(1429~1879)にわたり日本の南西諸島に存在した王国です。首里城は中国・朝鮮・日本そして東南アジアの国々と交易を行い、海洋国家として繁栄した琉球王国の国王の居城でした。さまざまな儀式のほか、中国(冊封使)や日本(薩摩)の賓客をもてなす宴が催されました。鎖之間は王子などの控所で茶室もあり、諸役の者たちを招き懇談する施設だったといわれています。現在は琉球建築空間が体験できる施設となっています。


そして
~琉球王国のお菓子について~
・首里城内において儀式の供物、賓客の饗宴の宮廷料理を作るのは料理座という場所。王朝時代、そこで豪華な料理とお菓子が生まれました。しかし、現在、琉球菓子として残っているのはわずかで、それも消えつつあるといわれています。現段階では、往時の鎖之間の接待に用いられたお菓子の種類に関する情報は得られていませんが、歴史資料にみられるお菓子の中から、今日まで伝わっている代表的なものとして、『花ぼうる・ちいるんこう・ちんすこう・くんぺん』の4種類のお菓子を出しているそうです。
 皆さん
王朝時代にはナント160種類ものお菓子があったとそうですよ。驚きですよね


 そこで
せっかくいらした広島からのお客様にも雰囲気を味わってもらおうと入室。
往時の賓客がおもてなしを受けたように、琉球のお茶菓子で接待雰囲気を体験して頂きました。琉球王朝時代の伝統菓子やお茶を味わうことができる有料体験施設、みなさんも登城した際には是非お楽しみ下さい。

利用時間 9:30~18:00 (ラストオーダー 17:30)
料金 ¥300 (お一人様)

鎖之間でお出ししている4種類のお菓子
•花ぼうる(砂糖・鶏卵・小麦粉・膨張剤)
•くんぺん(小麦粉・砂糖・鶏卵・ごま・ピーナツ・膨張剤)
•ちいるんこう(小麦粉・砂糖・卵・結餅・落花生・着色料(赤色102))
•ちんすこう(小麦粉・砂糖・ラード・酸化防止剤(VE)・膨張剤)

・お茶はさんぴん茶(ジャスミン茶)となっております。


続いては
首里城の中でも新しい復元箇所をご紹介

その名も「淑順門(しゅくじゅんもん)」

「淑順門(しゅくじゅんもん)」は、国王やその家族が暮らす御内原(おうちばら)と呼ばれる場所への表門。生活空間へ入る門ってところですね。琉球語の古称は「みもの御門」「うなか御門」です。建物の創建年は不明。門の造りは櫓門形式・入母屋造・本瓦葺となっています。


こちらは

首里城北側から見た夕暮れ時の景色


『う~ん、いい感じ』、
と、綺麗な景色も見て首里城をあとにした私たちは・・・


いよいよ
私もHご夫妻と泡盛を楽しみに行ってきました

金城町石畳にある首里殿内にて泡盛を堪能

各メーカーの多種にわたる泡盛ボトルやカラカラ、外国の酒器の展示などもあり、飲食以外にも楽しめるお店となっています。もちろん雰囲気もいいですよ

私たちも展示物を見学したあと、うちなー料理と泡盛で沖縄の夜を楽しみました。
さすが泡盛ファンのお二人は強い強い酒豪(笑)
酒造所でもこだわりの飲み方で泡盛を試飲し、首里殿内でも泡盛を楽しむ様子は泡盛好きそのもの。私自身とても嬉しくなるものでした。私も同様に楽しみましたけど
首里殿内は雰囲気もお料理も美味しいのでおすすめですよ
私は特にイカスミ焼きそばが好きですね~


今回は久しぶりの再会とあって物凄く楽しいひとときでした
H夫妻のように、全国にいる泡盛ファンに感謝です。
広島よりの御客様、本当にありがとうございました。
私自身つくづく沖縄の魅力を実感した一日でした。
また泡盛ファンや首里城ファンの方に会いたいな~と思う今日この頃です


以上